- インテリジェントな配電システムかつスマートなモーターコントロールセンタSivacon S8を日本市場で本格販売開始
- プラント現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援
- システム運用を最適化、プロセス効率化、予知保全、エネルギーとコスト削減を実現
- 制御盤の電気的安全に関する国際規格に適合し、安全性、信頼性を担保
シーメンス株式会社 (東京都品川区, 代表取締役社長兼CEO: 堀田邦彦, 以下シーメンス)は本日、シーメンスのスマートモーターコントロールセンタ(Motor Control Center、以下MCC)である Sivacon S8を日本で本格的に提供開始することを、発表しました。
- 戦略的パートナーシップ、Aspen Pharmacare社の生産能力を増強、アフリカにおける新型コロナウイルスワクチンの需要増に対応
- ドイツ政府のdeveloPPPプログラムが一部資金提供、デジタル技術により安定した製品品質を確保、迅速で効率的な生産を実現
シーメンスの南アフリカ法人、Aspen Pharmacare Holdings Limitedの完全子会社であるAspen SA Operations (Pty) Limited(以下、総称して「アスペン」)、およびドイツ投資公社(Deutsche Investitions- und Entwicklungsgesellschaft、以下「DEG」)は、共同プロジェクトの契約を締結し、デジタル技術の活用によって、ゲバーハ(旧名称ポートエリザベス)にあるアスペンの製造施設を通じたアフリカ大陸での新型コロナウイルスワクチン製造の効率化を推進することになりました。
シーメンス株式会社 (東京都品川区, 代表取締役社長兼CEO: 堀田邦彦, 以下シーメンス)は本日、TIA(Totally Integrated Automation)のためのクラウドベースのエンジニアリングソリューションを日本で提供開始することを、発表しました。
- シーメンス、LG Energy Solutionと覚書を締結:バッテリー製造の知能化の分野で提携
- サプライチェーンにおけるカーボンフットプリントを最小化、ESG目標をサポート
- 最初の協業は、テネシー州にあるUltium Cells LLCで実現
- シーメンス、バッテリー製造技術の進歩と効率化のための技術パートナーとしての地位を強化
シーメンスは、世界有数のバッテリーメーカーであるLG Energy Solution(LGES)と、バッテリー製造分野、特に生産工程のデジタル化における連携を強化するための覚書(MoU)を締結しました。ソウルのLGES本社で、シーメンスAG取締役 デジタルインダストリーズCEOであるセドリック・ナイケとLGESのCEOであるYoung Soo Kwon氏が署名したこのMoUに基づき、両社は、世界各地のLGESの生産施設で、バッテリー製造の知能化プロセスを促進していきます。
- SiGreen、サプライチェーン全体における製品カーボンフットプリントのトラッキングを実現
- 分散型でオープンなEstainiumネットワーク、排出量データを真のエコロジカルフットプリントに統合
- データ利用により、資源の適正配備、環境に優しく持続可能な経済を促進
製品のエコロジカルフットプリントの最大の割合をサプライチェーンが占めていることから、産業界の脱炭素化はすべてのステークホルダーが協力して取り組まなければならない課題です。オートメーション技術と産業ソフトウェアのリーディングカンパニーであるシーメンスは、実際の製品カーボンフットプリント(PCF)に関する情報を効率的に照会、算出、送信するソリューションを初めて発表しました。SiGreenにより、製品の実際のカーボンフットプリントを測定するために、サプライチェーンにおいて排出量データを交換し、企業自身の価値創造活動からの排出量データと連結することができるようになります。シーメンスはこの実現に向け、信頼できる製PCFデータをメーカー、サプライヤー、顧客、パートナーが交換できるよう、業界横断型のオープンなEstainiumネットワークを立ち上げました。SiGreenのサポートにより、企業は製品カーボンフットプリントをトラッキングし、定量化可能な効果が得られる目標削減策を講じることができます。CO2管理を行うことで、カーボンニュートラルな生産を促進し、サステイナビリティを重要な競争力に変えることができます。
- ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス、シーメンスがをインダストリーグループで最もサステナビリティの高い企業と評価
- シーメンスの点数は、100点満点中81点
- イノベーション、サイバーセキュリティ、および業界や製品に関連する環境保護など6つのカテゴリーにおいてグローバルリーダー
ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス(DJSI)において、シーメンスは、同じインダストリーグループのランキング対象である45社の中で第1位を獲得しました。DJSIは、世界的に確立されたサステナビリティのランキングであり、投資会社であるスタンダード&プアーズ社が、インデックスプロバイダーであるダウ・ジョーンズ社に代わって毎年作成しています。シーメンスは、DJSIが最初に公表された1999年以来、毎年このランキングに入っています。
- 2021年度の受注は合計714億ユーロ、売上は623億ユーロと、2桁の割合で伸びを示しました(2020年度:受注580億ユーロ、売上553億ユーロ)
- インダストリービジネスの利益(Adjusted EBITA)は17%大幅増の88億ユーロ - 利益率(Adjusted EBITA)は15.0%に上昇(2020年度:14.3%)
- 純利益は純利益のガイダンスを上回って59%増の67億ユーロ(2020年度:42億ユーロ)に増加
- フリーキャッシュフローは82億ユーロの新記録を達成(2020年度:64億ユーロ)
- 1株当たり4.00ユーロの配当を提案(2020年度:3.50ユーロ)
- 2022年度の見通し:シーメンスでは、売上は前年同期比で1桁台半ばの成長を見込み、PPA前の基本的な1株当たり利益は8.70~9.10ユーロ(2021年度:8.32ユーロ)と予想
シーメンスは、2021年度(2021年9月30日締め)に、67億ユーロの純利益を記録し、純利益のガイダンスを上回る優れた業績を達成しました。4つのインダストリービジネスすべてにおいて、また、すべての地域において増益を達成し、テクノロジーに特化した企業への変革が成功したことを明確に示しました。新型コロナウイルスパンデミックの影響を受けた複雑なマクロ経済環境や、主に電子部品や原材料に関連するサプライチェーン・リスクが継続していましたが、これらのリスクを軽減することができました。