- シーメンスが2023年度のサステナビリティレポートを発表、野心的な目標に向けた大きな前進を実証
- 自社事業におけるCO2排出量を2019年から半減
2023年度に販売したシーメンスの製品およびソリューションで、顧客からの排出量を約1億9,000万トン回避(24%の改善)
- シーメンスグループ全体の研修および継続教育に4億1,600万ユーロを投資(11%増)
- 経営トップの3分の1近くが女性
このたびシーメンスは、2023年度のサステナビリティレポートを発表し、各種目標に向けた大きな前進を実証しています。基準年である2019年度に比べ、シーメンス自身の事業活動におけるCO2排出量は半減しています。さらに、シーメンスの事業の90%以上は、サステナビリティにお客様が貢献できるようにするものです。2023年度に販売されるシーメンスの技術により、お客様は約1億9,000万トンのCO2排出を回避でき、これは前年比約24%の改善となります。
- シーメンスとインテル、バリューチェーンのスコープ1~3における半導体製造の生産効率と持続可能性の向上に向けて協業
- 半導体は世界経済のみならず、サステナブルなソリューションを可能にすることで、各国の二酸化炭素排出量削減にとっても極めて重要
- インテルとシーメンス、それぞれが持つ最先端IoTソリューションの製品ラインナップを、シーメンスのオートメーションを活用し、半導体製造の効率性と持続可能性を高め拡充を図る
リーディングテクノロジーカンパニーであるシーメンスAGと、世界最大級の半導体企業であるインテルコーポレーションは、このたび覚書(MoU)を締結し、マイクロエレクトロニクス製造のデジタル化と持続可能性の推進に向けて互いに協力することといたしました。両社は今後、将来の製造に向けた取り組みの推進、工場運営とサイバーセキュリティの進化、および強靭なグローバル産業エコシステムのサポートに注力します。
- ドイツで10億ユーロの投資を計画、エアランゲンの新テクノロジーキャンパスに5億ユーロを投資
- 2023年の20億ユーロのグローバル投資戦略の一環、全地域で成長、イノベーション、レジリエンスを強化する
- 欧州と米国でさらなる投資を行う
- 新キャンパスはグローバルな開発・製造拠点となり、産業用メタバースの技術活動の核となる
- エアランゲンを拠点に、ビジネス界と科学界のパートナーとのエコシステムを促進・加速
- 環境的に持続可能なネット・ゼロ拠点への移行
シーメンスはすでに発表した20億ユーロの投資戦略を厳格に実行しています。このうち約10億ユーロをドイツで投資し、ドイツのイノベーションを強化する計画です。ドイツのオラフ・ショルツ首相出席のもと、当社は本日、ドイツのエアランゲンに新たなテクノロジーキャンパスを設立し、開発・製造能力の拡張のために約5億ユーロを投資することを発表しました。これにより、エアランゲンをグローバルな研究開発拠点とし、さらに産業用メタバースのグローバルな技術活動の中核とします。この取り組みにより、シーメンスは全体的な成長を加速させ、イノベーションを推進し、レジリエンスを強化します。