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2023年度第3四半期決算

継続的かつ利益ある成長と優れたフリーキャッシュフロー

シーメンスAGのローランド・ブッシュ代表取締役社長兼CEOは、「当社は再び利益ある成長を達成し、全事業において競争力を発揮することができました。特に中国と短期サイクル事業において、需要の正常化が見られます。財務実績が引き続き好調かつ強靭であることを非常に喜ばしく思います。当社は引き続き、高い価値のある成長を生み出し、デジタルトランスフォーメーションとサステナビリティに向けたお客様の取り組みを加速させるという戦略を引き続き実行していきます」と述べています。
シーメンスAGのラルフ・P・トーマスCFOは、「第3四半期もまた、事業の好調な業績を反映する形で優れたフリーキャッシュフローを計上することができました。加えて、ムーディーズによる信用格付けの格上げが、当社の財務力を裏付けるものとなっています。当社は、株主、顧客、そして従業員のために価値を創造し続ける理想的な位置につけています」と述べています。
  • 為替変動とポートフォリオの影響を除いた前年同期比では、受注は15%増、売上は10%増。
  • 公称ベースとして、受注高はモビリティの大型案件の大幅増に牽引され10%増の242億ユーロ、売上高はすべてのインダストリアル事業で増収となるなど、前年同期比6%増の189億ユーロ。出荷受注比率は1.28。
  • インダストリアルビジネスの利益は、デジタルインダストリーズおよびスマートインフラストラクチャーの大幅増益などがあり、28億ユーロ、利益率は15.3%。2022年度第3四半期のインダストリアルビジネスの利益は、モビリティ部門で事業売却益7億ユーロが計上されたため29億ユーロであった。
  • 当期純利益については14億ユーロとなり、これに対応する基本1株当たり利益(EPS)は1.61ユーロ、企業買収時の取得原価配分前の基本1株当たり利益(PPA前EPS)は1.78ユーロ。2022年度第3四半期の純損失15億ユーロは、主に、27億ユーロを計上したシーメンスエナジー株式の減損によるもの。
  • 継続事業および非継続事業からのフリーキャッシュフローは当期も卓越しており、30億ユーロに達した。
【参考資料】本資料はシーメンスAGが2023年8月10日(現地時間)にドイツ・ミュンヘンで発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。
シーメンスAGについて
シーメンスAG(本社はベルリンおよびミュンヘン)は、インダストリー、インフラストラクチャー、交通、ヘルスケアを中核事業とするテクノロジーカンパニーです。資源効率の高い工場、弾力的な供給網、スマートなビルや送電網から、清潔で快適な交通、先進医療に至るまで、目的をもったテクノロジーを開発することで、お客様のために実質的な付加価値を提供します。シーメンスは、デジタルと現実世界を結びつけることで、顧客企業が産業や市場を変革するための力になり、数十億もの人々の日常を変えていく上での支えとなります。またシーメンスは、世界的な大手医療技術プロバイダーとしてヘルスケアの未来を創造する上場企業Siemens Healthineersの過半数の株式を保有しています。さらにシーメンスは、送電および発電分野における世界のリーダー企業シーメンスエナジーの過半数未満の株式を保有しています。2022年9月30日に終了した2022年度において、シーメンスグループの売上高は720億ユーロ、純利益は44億ユーロでした。2022年9月30日時点の全世界の社員数は約31万1000人です。詳しい情報は、http://www.siemens.comにてご覧いただけます。
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日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、135年以上にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして、日本の産業界の発展に貢献してまいりました。近年は特にデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する先進的な製品やサービス、ソリューションの提供を中核事業として展開しております。グローバルなテクノロジーと知見、日本市場における経験を活かし、日本のお客様にデジタル化とサステナビリティの実現、競争優位性と価値想像力の強化をご支援してまいります。2022年9月末に終了した2022年度において、日本のシーメンスの売上高は約2,155億円、社員数はおよそ2,600人です。詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jpにてご覧いただけます。
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コンタクト

シーメンス株式会社 コミュニケーション 今村