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シーメンスはグローバルなエレクトロニクスのバリューチェーンのための急成長を遂げている大手マーケットプレイス、Supplyframeを買収
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Supplyframeのノウハウとシーメンスの主要ソフトウェアを統合することで、顧客のイノベーションと製品開発を加速
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Supplyframeは、シーメンスのデジタル・マーケットプレイス戦略の中核に
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取引の完了は2021年度第4四半期を予定
シーメンスは、グローバルなエレクトロニクスのバリューチェーンのための大手Design-to-SourceプラットフォームであるSupplyframeを7億米ドルで買収する契約を締結しました。この取引によって、Supplyframeとシーメンスの顧客に大きな価値がもたらされます。顧客は、シーメンスのサービスとSupplyframeのマーケット・インテリジェンス両方にシームレスかつ迅速にアクセスすることができます。これによって、顧客は、コストを削減し、アジリティ(機敏性)を高め、高度な情報に基づく意思決定が可能になります。この買収によって、ソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)を通じシーメンスのポートフォリオも強化され、EDA(電子機器の設計作業の自動化) やPCB(電子回路基板)といった分野にとどまらず、他の領域や技術分野にも拡大されていきます。
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シーメンス制御機器を設計し運用するためのソフトウェアおよびライセンス*をオンラインで納品するサービスを国内リリース
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最短でご注文の翌営業日に納品
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出張先や自宅でもソフトウェアの受取りが可能に
シーメンス株式会社(東京都、代表取締役社長兼CEO:堀田邦彦、以下シーメンス)は、オンラインでのソフトウェアおよびライセンス納品サービス、オンライン・ソフトウェア・デリバリー(Online Software Delivery、以下OSD)を日本において本格的に開始します。OSDにより、従来のパッケージ版ソフトウェアからEメールでのダウンロード版ソフトウェアの納品になるため、最短でご注文の翌営業日に納品が可能となり、出張先や自宅でもソフトウェアを受け取ることができます。ダウンロード版は、受け取る場所や時間、保管場所を選ばず、シーメンスユーザーが求める様々な働き方に柔軟に対応します。
- 全社的に力強く収益性の高い成長
- 調整済EBITA率は15.1%(2020年第2四半期:12.1%)に増加、インダストリービジネスの調整済EBITAは31%増の21億ユーロに急増
- 売上高は147億ユーロ(2020年第2四半期:138億ユーロ)と大幅に増加し、受注高も159億ユーロ(2020年第2四半期:147億ユーロ)と好調
- 純利益は前年同期比3倍以上の24億ユーロ(2020年第2四半期:6億9,700万ユーロ)に拡大
- 効果的なポートフォリオ管理: フレンダーGmbHの売却により約9億ユーロの一時利益を計上
- フリーキャッシュフローは12億ユーロ(2020年第2四半期:1億3,400万ユーロ)と優秀な結果
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2021年の通期見込みを再度上方修正 - バリアン・メディカル・システムズの買収に伴う影響を除き、57億ユーロから62億ユーロの純利益を見込む
シーメンス AGの第2四半期の業績は優秀で、好調だった第1四半期に引き続き、順調に推移しました。新型コロナウイルス禍などの影響によりマクロ経済環境は依然として厳しく、為替のマイナス影響もありましたが、すべてのビジネス分野において引き続き好調に推移しました。シーメンスは、これらの結果に従って2021年度の通期見込みを再度上方修正しました。全社の売上高は前年同期比で9~11%の成長(前回予想:1桁台半ばから後半)、純利益は57億ユーロから62億ユーロ(前回予想:50億ユーロから55億ユーロ)と見込んでいます。
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この新しい協力関係は、製造業向けのAIベースのソリューションの大規模展開を可能にすることを目的としている
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Google Cloudとシーメンスは生産現場へのAI導入を簡素化し、従業員のサポートと全体的な品質の向上を図る
Google Cloudとインダストリアルオートメーション・ソフトウェアのイノベーションとテクノロジーのリーダーであるシーメンスは、本日、ファクトリープロセスを最適化し、生産現場の生産性を向上させる新たな協力関係を発表しました。シーメンスは、Google Cloudの先進的なデータクラウドと人工知能/機械学習(AI/ML)技術を自社のファクトリーオートメーションソリューションに統合し、製造業の未来に向けた革新を支援していきたいと考えています。
株式会社豊田自動織機とシーメンスは、カーエアコン用コンプレッサーの基盤技術である、アルミダイカスト工程における良品製造条件を追求する中で、この度、製品の不良を予測するAIを開発しました。
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シーメンス、マールブルク工場をワクチン生産拠点に転換するビオンテックを支援
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新製造実行システム(MES)の主要部分がわずか2カ月半で使用可能に
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デジタル化が、生産関連書類のペーパーレス化を実現
独マインツに本拠を置くバイオテクノロジー企業ビオンテックは、シーメンスの支援を受け、マールブルクの既存工場を記録的な速さで新型コロナウイルスワクチン生産向けに転換しました。同生産工場では、2月から有効成分を、3月末からワクチンBNT162b2(製品名COMIRNATY®)を生産しています。ビオンテックは、バイオテクノロジー物質の生産能力をすでに備えていたこの生産工場を、コロナウイルスワクチン生産のために2020年秋に取得しました。シーメンスとマールブルクの現地の専門家チームとの協力により、既存工場をmRNAワクチン生産向けに転換するプロジェクトの期間は、当初の約1年から5カ月にまで短縮され、それにより新製造実行システム(MES)の主要部分の導入が2カ月半に短縮されました。新システムと、生産のエンド・ツー・エンドのデジタル化によって、「生産関連書類のペーパーレス化」への転換を実現し、書類のすべての要件を即時に満たすことができます。
- メルセデス・ベンツとシーメンス、エンジニアリングと生産の分野で長年にわたり成功を収めてきた協力関係を発展させ、持続可能な生産方法のデジタル化を拡大
- デジタル人材の育成、生産のデジタル化、そして生産におけるエネルギー効率の向上のための革新的なソリューションを開発するための提携
メルセデス・ベンツとシーメンスは、ベルリン州の支援を受け、自動車産業におけるデジタル化と自動化の推進で協力する計画です。メルセデス・ベンツAGは、その生産工程をデジタル化する予定です。自動化、産業用ソフトウェア、スマートインフラの分野で首位を走るシーメンスは、その知見と技術を提携関係に導入し、メルセデス・ベンツとともに、極めて柔軟で効率的かつ持続可能な自動車生産を開発します。
- PROFINETに加え、Modbus TCP、Ethernet IPと接続可能に
- Simatic ET 200SP 、およびSimatic PN/MF Couplerのマルチフィールドバス対応製品を日本で本格販売開始
- より柔軟、迅速、簡単なデータ接続、コントローラー連携を実現
シーメンス株式会社(東京都、代表取締役社長兼CEO:堀田邦彦、以下シーメンス)は、シーメンスのSimaticコントローラーを様々な通信規格(プロトコール)で接続することを可能にするマルチフィールドバス対応2製品を2021年3月以降に、日本で本格発売開始することを発表しました。産業界のデジタルトランスフォーメーションの重要性が増す中、柔軟にお客様のマシン、プラントの環境に対応し、迅速、簡便なデータ通信、コントローラー統合を実現するソリューションを日本で本格的に発売開始することで、シーメンスはより一層、お客様のデジタル化の実現に貢献していきます。