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傑出した業績を維持 – 業績見込みを再度上方修正

シーメンスは、2023年度第2四半期(2023年3月期)においても、力強い成長基調を維持しました。当四半期は、非常に好調な受注高、デジタルインダストリーズ、スマートインフラストラクチャーおよびモビリティの大幅な増収による傑出した売上高成長率に加え、スマートインフラストラクチャーとデジタルインダストリーズが四半期としての過去最高益を達成するなど、インダストリアルビジネスが増益となりました。2023年上半期の好調を受けて、シーメンスは当年度の業績見込みを再度上方修正いたしました。
シーメンスAGのローランド・ブッシュ代表取締役社長兼CEOは、「シーメンスは傑出した業績を維持し、デジタルインダストリーズとスマートインフラストラクチャーにおける目覚ましい利益率の向上と過去最高益、さらに過去最高の受注残高など、いくつかの記録を更新しました。当社の非常に好調な業績は、当社がお客様のより優れた競争力、回復力及び持続可能性を担持する適切な戦略、テクノロジーおよびチームを有していることを示しています」と述べています。
シーメンスAGのラルフ・P・トーマスCFOは、「当社は約束を実現しました。素晴らしい売上高成長率を高利益に、そして最終的に力強いフリーキャッシュフローに転換しました。これは当社の最高の実行力を示しており、ガイダンスを引き上げる自信を与えてくれました」と述べています。

インダストリアルビジネスが大幅な増益

2023年度第2四半期のシーメンスの売上高は、前年同期比で15%増の194億ユーロ(2022年度第2四半期は170億ユーロ)となりました。主にモビリティにおいて四半期としての過去最高受注高を記録したことにより、受注も前年同期比で15%増の236億ユーロ(2022年度第2四半期は210億ユーロ)となりました。出荷受注比率は1.22と好調でした。受注残高は1,050億ユーロとなり、過去最高を更新し、優れた質を保っています。
インダストリアルビジネスの利益は、47%増の26億ユーロ(2022年度第2四半期は18億ユーロ)となりました。利益率は14.2%となり、前年同期の水準(2022年度第2四半期は11.0%)を3.2ポイント上回りました。当期純利益は、シーメンスが保有するシーメンス・エナジーAG株式の減損の戻入れによる16億ユーロの非課税利益が寄与し、約3倍の36億ユーロ(2022年度第2四半期は12億ユーロ)となりました。これに対応する、取得原価配分に関する会計処理前の基本的な1株当たり利益は4.57ユーロ(2022年度第2四半期は1.50ユーロ)で、そのうち2.01ユーロが減損の戻入れに関連するものです。
グループレベルでの継続事業と非継続事業からのフリーキャッシュフロー(全支出織り込み済み)は23億ユーロ(2022年度第2四半期は13億ユーロ)で、当四半期も傑出した水準となりました。非常に好調なインダストリアルビジネスで生じたフリーキャッシュフローは、27億ユーロ(2022年度第2四半期は19億ユーロ)となりました。

スマートインフラストラクチャーとデジタルインダストリーズが四半期としての過去最高業績を記録

デジタルインダストリーズでは、すべての事業で2桁の売上高成長率となり、前年同期比で合計23%増の55億ユーロとなりました。最も高い成長率を示したのはオートメーション事業で、部品調達状況の改善と受注残高の転換の加速が寄与しました。受注は前年同期比で10%減の53億ユーロとなり、予想どおり高水準であった2022年度第2四半期の水準を下回りました。利益は57%増の13億ユーロとなり、四半期としての過去最高益を記録し、利益率は合計23.5%となりました。すべてのオートメーション事業において、増収と高収益製品向け部品の調達状況改善による製品ミックスの改善に担持され、利益と収益性が増加しました。
スマートインフラストラクチャーの受注は、前年同期比で9%増の55億ユーロとなりました。この増加は主に、データセンター、半導体業界および配電事業顧客からの多数の大型案件を獲得して大幅に成長した電化事業が貢献しました。すべての事業の売上高は、前年同期比で21%増の49億ユーロとなりました。主に電化製品と電化事業が、この2桁の売上高成長率に寄与しました。利益は75%増の7憶7,900万ユーロ、利益率は合計15.9%(2022年度第2四半期は11.1%)となりました。利益、収益性ともに四半期としての過去最高を記録しました。
モビリティでは、受注高が2倍以上となり、四半期としての過去最高水準を達成しました。この好調な伸びは、インドにおける機関車および関連メンテナンスの29億ユーロの受注や、シンガポールにおける信号システムおよび駅のインフラストラクチャーの3億ユーロの受注など、多数の大型案件の獲得によるものです。売上高は、鉄道車両事業の大幅な増収を筆頭に、すべての事業が成長に寄与し、前年同期比で33%増の27億ユーロとなりました。利益は2億4,700万ユーロの増収となりましたが、利益率は合計で合計9.2%となりました。利益と収益性は、ロシアに対する制裁措置に起因する6億ユーロの負担の影響を受けた2022年度第2四半期と比較して、プラスに転じました。

業績見込みを再度上方修正

2023年上半期の好調を受けて、シーメンスは当年度の業績見込みを再度上方修正いたしました。シーメンス・グループについては、今回、前年同期比の売上高成長率を9%から11%に見込み(前回見込みは7%から10%。共に為替変動と製品ラインの影響を除く)、出荷受注比率は前回どおり1を超えるものと見込んでいます。
デジタルインダストリーズについては、今回、2023年度の前年同期比売上高成長率を17%から20%と見込んでいます(前回見込みは12%から15%)。利益率については、22.5%から23.5%となる見込みです(前回見込みは20%から22%)。
スマートインフラストラクチャーについては、今回、2023年度の前年同期比売上高成長率を14%から16%と見込んでいます(前回見込みは9%から12%)。利益率については、14.5%から15.5%となる見込みです(前回見込みは13.5%から14.5%)。
モビリティ については、今回、2023年度の前年同期比売上高成長率を10%から12%と見込んでいます(前回見込みは6%から9%)。利益率については、前回見込みを据え置き、8%から10%と見込んでいます。
シーメンスとしては、このインダストリアルビジネスの収益性の高い成長により、2023年度のPPA前のEPSを上方修正し、9.60ユーロから9.90ユーロ(前回見込みは8.90ユーロから9.40ユーロ)になるものと見込んでいます。2023年度第2四半期のシーメンスが保有するシーメンス・エナジーAG株式の減損の一部戻入れによる1株当たり2.01ユーロを含め、PPA前のEPSは11.61ユーロから11.91ユーロとなる見込みです。 この見通しには、法規制上の問題による負担および重要な減損とその戻入れは含まれていません。
【参考資料】 本資料はシーメンスAG(ドイツ・ミュンヘン)が2023年5月17日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。 https://sie.ag/3IgBBlL
シーメンスAGについて
シーメンスAG(本社はベルリンおよびミュンヘン)は、インダストリー、インフラストラクチャー、交通、ヘルスケアを中核事業とするテクノロジーカンパニーです。資源効率の高い工場、弾力的な供給網、スマートなビルや送電網から、清潔で快適な交通、先進医療に至るまで、目的をもったテクノロジーを開発することで、お客様のために実質的な付加価値を提供します。シーメンスは、デジタルと現実世界を結びつけることで、顧客企業が産業や市場を変革するための力になり、数十億もの人々の日常を変えていく上での支えとなります。またシーメンスは、世界的な大手医療技術プロバイダーとしてヘルスケアの未来を創造する上場企業Siemens Healthineersの過半数の株式を保有しています。さらにシーメンスは、送電および発電分野における世界のリーダー企業シーメンスエナジーの過半数未満の株式を保有しています。2022年9月30日に終了した2022年度において、シーメンスグループの売上高は720億ユーロ、純利益は44億ユーロでした。2022年9月30日時点の全世界の社員数は約31万1000人です。詳しい情報は、 http://www.siemens.comにてご覧いただけます。
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日本におけるシーメンスグループ
シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、135年以上にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして、日本の産業界の発展に貢献してまいりました。近年は特にデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する先進的な製品やサービス、ソリューションの提供を中核事業として展開しております。グローバルなテクノロジーと知見、日本市場における経験を活かし、日本のお客様にデジタル化とサステナビリティの実現、競争優位性と価値想像力の強化をご支援してまいります。2022年9月末に終了した2022年度において、日本のシーメンスの売上高は約2,155億円、社員数はおよそ2,600人です。詳しい情報は http://www.siemens.com/jpにてご覧いただけます。
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シーメンス株式会社 コミュニケーション 今村