- シーメンスAG監査役会、取締役会の拡大を発表
- シーメンスAG取締役デジタルインダストリーズCEO、セドリック・ナイケ(51歳)の契約期間を2025年6月1日から5年間延長
- ピーター・コルト(48歳)、2024年10月1日付けで、シーメンスAGの取締役Siemens Xceleratorおよびシーメンスアドバンタ担当最高技術責任者兼最高戦略責任者に
- ヴェロニカ・ビーナート(51歳)、2024年10月1日付けで、シーメンスAG取締役シーメンスファイナンスサービスCEOとして、シーメンス不動産サービスおよびグローバルビジネスサービスポートフォリオを担当するシーメンスファイナンスサービスCEOに
- ジム・ヘージマン・スナベのシーメンスAG監査役会会長職を2025年2月から2年間延長することを提案
シーメンスAG監査役会は本日、シーメンスの強みを生かし、リーディングテクノロジーカンパニーとしての価値創造を加速させるため、役員の任命について発表しました。 現在の取締役会は、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)とサステナビリティの変革を加速させるために、過去3年間にわたる財務実績と戦略的発展を通じて会社を率いてきました。
- 100点満点中80点獲得でプラチナメダルを獲得
- シーメンス、世界73,000社中上位1%にランクイン
シーメンスは最新のEcoVadis Sustainability Ratingで80ポイントを獲得し、最高の評価であるプラチナメダルを受賞しました。 このスコアにより、このテクノロジー企業は、ビジネスのサステナビリティ評価の大手プロバイダーであるEcoVadisが世界中で評価した約73,000社のうち上位1パーセントにランクされています。
- イノモティクスをKPS Capital Partnersに35億ユーロで売却
- イノモティクスは、33億ユーロの収益を上げ、約15,000人の従業員を擁する電気モーターおよび大型ドライブ事業界のグローバルリーダー
- 将来的にサステナブルかつ成長志向型開発に向けた最良のフレームワークをイノモティクスビジネスに提供
- 2025年度上半期に取引完了予定
- シーメンスがポートフォリオにフォーカスするための新たな一歩
シーメンスAGの取締役会および監査役会は、世界有数の電気モーターおよび大型ドライブの製造会社であるイノモティクスをKPS Capital Partners, LP(以下「KPS」)へ買収価格(企業価値)35億ユーロにて売却することを承認し、契約の署名、締結がされました。KPSへの売却は2025年度上半期に完了する予定で、慣習的な外資および企業合併規制の承認を条件としています。
- 売上高は192億ユーロと前年同期比でほぼ横ばい (2023年第2四半期:194億ユーロ)
- 2024年第2四半期の受注額は205億ユーロ (2023年第2四半期:236億ユーロ)、前年同期比で12%減
- インダストリアルビジネスの利益は25億ユーロで前年とほぼ同水準 (2023年第2四半期:26億ユーロ)
- 純利益は22億ユーロ (2023年第2四半期:36億ユーロ)、2023年第2四半期の純利益には、シーメンスエナジーAGのシーメンス株式持分の減損の戻し入れによる16億ユーロの非課税利益が寄与
- グループ全体のフリーキャッシュフローは13億ユーロ (2023年第2四半期:23億ユーロ)
- グループ全体の前途は安定しているとの見通し
シーメンスは第2四半期に堅調な業績を達成し、デジタル化とサステナビリティ・テクノロジーに対する高い需要に応えることに成功しました。中でも産業用ソフトウェア事業において、半導体業界で特に高い需要があり、力強い成長を示しました。また、顧客からのデータセンター建設需要にも勢い強さを見せました。デジタルインダストリーズの短期的オートメーション事業において、特に中国と欧州での需要が現在低迷しているものの、スマートインフラストラクチャーとモビリティ事業の好調な収益成長によってその減収はほぼ相殺されました。さらに、シーメンスはイノモティクスをKPS Capital Partnersに35億ユーロで売却し、ポートフォリオにフォーカスした重要な一歩を踏み出しました。
- シーメンスは、産業環境でのエンジニアリングに向けたオートメーションを容易にする初の生成AI搭載製品を発表
- Siemens Industrial Copilotは、複雑なオートメーションコードの生成を高速化し、開発時間を短縮し、生産性を向上
- TIAポータルとの連携により、SCLコード生成、HMI視覚化のカスタマイズ、自然言語によるドキュメント検索が可能
- 2024年夏、Siemens Xceleratorマーケットプレイスよりダウンロード可能
ハノーバー・メッセ2024にて、シーメンスは、産業環境におけるエンジニアリングのための初の生成AI搭載製品を発表しました。生成AIを搭載したアシスタントであるSiemens Industrial Copilotは、TIA(Totally Integrated Automation)ポータルにシームレスに接続されています。これにより、エンジニアリングチームは適切に課題を見つけ、プログラマブル・ロジック・コントローラー(PLC)の基本的な視覚化とコード生成をより迅速にできるようになります。その結果、反復作業はSiemens Industrial Copilotに任せることができるようになり、チームに対する作業負荷は大幅に軽減されます。さらには、複雑なタスクにおけるエンジニアリングでのエラーが発生しにくくなります。こうしたことは、開発期間が短縮され、長期的な品質と生産性の向上に直結します。Siemens Industrial Copilot for TIA Portal Engineeringは、2024年夏にSiemens Xceleratorマーケットプレイスよりダウンロード可能になります。
- 産業に特化した生成AI:Siemens XceleratorマーケットプレイスにてSiemens Industrial Copilotを提供開始
- Siemens Industrial Copilotを幅広く産業に浸透させるため、シーメンスとシェフラーは覚書を締結
- ステージ上でのライブ発表:シーメンスとNVIDIAによる産業用メタバースの共同実現についての紹介
- インフラの電動化変革に向けた幅広いIoT SaaSを提供する「Electrification X」を世界発公開
- ハノーバー・メッセの最大規模を誇るシーメンスのブースにはドイツのオラフ・ショルツ首相が高位来賓者として来場
産業界は、サステナビリティとレジリエンスの向上に向けたデジタル化を必要としています。環境問題に配慮した価値の創造と行動のバランスを取る必要があり、企業はより少ないリソースでより多くのことを行わねばなりません。そうしたことを踏まえて、ハノーバー・メッセにてシーメンスは、実績ある最先端テクノロジーと強力なパートナーシップがあれば、産業界はよりサステナブルに、かつ競争力を高めていくことができると示しています。ホール9のブースD53では、自動車、食品、化学、半導体業界におけるサステナブルなデジタル化のためのコアテクノロジーを体験することができます。
- 標準化により両社のコラボレーションが強化され、イノベーションを促進、デジタルツインモデルやデータの交換はより円滑に
- W3Cワーキンググループとの協力により、コンバージェンスの取り組みを推進し、IoTの細分化によって妨げられている商業的ポテンシャルを開花させる標準規格を実現
シーメンスとマイクロソフトは、W3Cコンソーシアムとの協力により、デジタルツイン定義言語(DTDL)を国際標準化団体であるW3CのThing Description Standardに統合する取り組みを発表しました。
- 監査役会、経営陣の下した重要決定事項を踏まえ、リーディングテクノロジーカンパニーとしてのシーメンスAGの戦略と見通しに強い支持を表明
- 代表取締役社長兼CEOローランド・ブッシュ(59)の契約を2025年4月1日から5年間延長
- 取締役兼デジタルインダストリーズCEOセドリック・ナイケ(51)の任期を、2025年6月1日からさらに5年間延長する意向も表明
シーメンスAGの監査役会は、代表取締役社長兼CEOのローランド・ブッシュの契約を2025年4月1日から5年間延長することを発表しました。この動きは、現行取締役会が3年間で記録的な財務実績を達成したことを含め、リーディングテクノロジーカンパニーとしてのシーメンスの企業戦略とさらなる発展を支持するものです。
- Siemens EcoTech、産業界やインフラに携わるお客様の十分な情報に基づいた意思決定と、サステナビリティ目標の達成促進を支援
- Siemens EcoTechラベルを取得した各製品には、業界をリードするレベルの透明性を提供する詳細なプロファイル
- この新しいラベルにより、サステナブル製品としての資格情報を市場標準および先行製品と直接比較可能に
シーメンスは、サステナビリティ製品ラベルのアプローチとして、Siemens EcoTechを発表し、業界における透明性の新たな基準を打ち立てました。Siemens EcoTechは、選ばれた環境基準での製品性能に関して包括的な知見をお客様に提供するものです。発表時点で、Siemens EcoTechラベルは、シーメンスのインフラストラクチャーおよび産業用アプリケーション向けポートフォリオ全体の幅広い製品を対象としています。このラベルは今後段階的に、厳しい基準を満たすその他のシーメンス製品群へも対象範囲を拡大していく予定です。