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2020年ドバイ万博開幕、未来都市の青写真をシーメンスの技術でデジタル化

    Aerial view of the Sustainability Pavilion at Expo 2020 Dubai 

    中東、アジアまたはアフリカ地域で初めて開催されるこの万博では、人類の最も喫緊の課題の克服に、デジタルで接続されたスマートシティがどのように役立つかを体験することができます。2020年ドバイ万博におけるインフラストラクチャーのデジタル化のプレミアパートナーとして、シーメンスはモナコの2倍の広さの専用会場で、130以上の建物をデジタルで接続しました。2022年3月に6か月間のイベントが終了した後も、万博のインフラストラクチャーの約80%は存続し、District 2020と呼ばれるドバイの持続可能な新都市地区の中核となります。万博会場自体が、あらゆる場所で未来のスマートシティの青写真としてデザインされています。
    2020年ドバイ万博の最高技術責任者であるムハンマド・アルハシュミ氏は、次のように述べています。「万博会場を、万博終了後も持続可能な人間中心のスマートシティの基盤とすることを目指しました。シーメンスと協力して、つながり、創造し、革新するためのエコシステムになるという万博創設時のビジョンを継承、実現する統合型複合施設コミュニティであるDistrict 2020の中核を作ることができたことを誇りに思います。」
    万博会場では、シーメンスが提供するインダストリアルIoT(モノのインターネット)サービスソリューションであるMindSphereを用いて、都市の建物、機械および施設がどのように接続されるかを実証しています。MindSphereは万博のインフラストラクチャー向けのIoTオペレーティングシステムとして万博の神経系の中心と言えます。その動作はバックグラウンドで目立ちませんが、万博を訪れたすべての人々がその恩恵を享受しています。
    万博の管理者は、シーメンスの技術により、運営の最適化、二酸化炭素排出量の削減、水とエネルギーの節約、および来場者の快適性と安全性の向上を図ることができます。これにより、データや分析結果にリアルタイムでアクセスできるようになり、例えば、建物のエネルギー効率を高める方法や、灌漑システムの水使用量を改善する方法などについて、より良い判断ができるようになります。これは、建物がエネルギー供給の80%を消費することもある中東では特に重要です。
    シーメンスは、会場運営者や管理チームのために、Webベースのスマートシティアプリを明確にデザインしました。万博会場のデジタル・ツインを表示し、会場内のシーメンス製および非シーメンス製双方のシステムからのデータに基づく実用的な洞察を提供します。
    シーメンスAGの取締役兼スマートインフラストラクチャーCEOであるマティアス・リベリウスは、次のように述べています。「2020年ドバイ万博は、シーメンスにとっても、さらには世界にとっても、マイルストーンであると考えています。気候変動が私たち全員に影響を及ぼしている今、史上最もデジタルに接続されたこの万博で、都市をより効率的で持続可能な、安全で便利な生活や仕事の場にするために、また、環境への負担を軽減するために、シーメンスができることを紹介しています。イベントだけでなく、ドバイ本社もDistrict 2020に移転することをお約束します。」
    万博に導入された具体的な技術には、ビルのパフォーマンスを最適化するクラウドベースのプラットフォームであるSiemens Navigator、会場のスマートビルディングインフラストラクチャーをサポートするDesigo CC、万博のゲートやエリア全体のセキュリティを管理するSiveillance Control Proなどがあります。
    万博会場を訪れたシーメンスのお客様は、シーメンスのカスタマーエクスペリエンスセンターで、スマートインフラストラクチャー、製造業の未来および持続可能な輸送に関するインタラクティブな映像音声デジタル化ディスプレイにより、この技術を実際に体験することができます。
    また、シーメンスは、2020年ドバイ万博のエクスペリエンスセンターにおいて、MindSphere Future World Seriesを開催します。このシリーズでは、私たちの世界をよりスマートに、より住みやすく、より持続可能なものにする技術に関心のある人々が一同に会し、建物、エネルギー、モビリティ、業界および水という5つのテーマのいずれかにおいて、喫緊のサステナビリティの問題に取り組むハッカソンの課題を取り上げます。
    シーメンスは、創業者ヴェルナー・フォン・ジーメンスが1851年のロンドンで開催された第1回万国博覧会において初めてポインター式電信機を発表して以来、万国博覧会に参加しています。10月1日に開幕した「2020年ドバイ万博」は、アラブ首長国連邦の砂漠の街ドバイを舞台に、「サステナビリティ」「モビリティ」「オポチュニティ」をテーマとしています。
    本資料はシーメンス AG(ドイツ・ミュンヘン)が2021年10月5日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。
    https://sie.ag/3B2jLx4
    シーメンスAGについて
    シーメンスAG(本社:ベルリンおよびミュンヘン)は、170年にわたり、卓越したエンジニアリング、イノベーション、品質と信頼性、そして国際性を象徴するグローバルなテクノロジー企業でありつづけています。ビルや分散型エネルギーシステム向けのインテリジェントなインフラストラクチャー、プロセス産業や製造業向けの自動化、デジタル化の分野を中心に、世界中で事業を展開しています。シーメンスはデジタルと現実世界を結びつけることで、お客様と社会に貢献します。鉄道、道路交通のスマートなモビィティー・ソリューションの主要サプライヤーであるモビリティを通じ、シーメンスは旅客および貨物サービスの世界市場の形成をサポートします。さらに上場会社であるSiemens Healthineersの過半数の株式を保有することで、医療技術やデジタル・ヘルスケア・サービスの世界の大手サプライヤーでもあります。また、送電および発電の世界のリーダー企業であり2020年9月28日に株式上場したシーメンスエナジーの過半数未満の株式を保有しています。2020年9月30日に終了した2020年度において、シーメンスグループの売上高は571億ユーロ、純利益は42億ユーロでした。2020年9月30日時点の継続事業における全世界の社員数は29万3000人です。詳しい情報は、http://www.siemens.comにてご覧いただけます。
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    日本におけるシーメンスグループ
    シーメンスは、1887年に東京・築地に初めてのオフィスを開設して以来、130年以上にわたり日本のお客様から信頼を寄せられるパートナーとして尽力してまいりました。海外のシーメンス同様、都市化、人口動態、気候変動、グローバル化、そしてデジタル化といったメガトレンドに対して最適なソリューションをご提案しています。シーメンスは先進的な製品やサービス、ソリューションにより、お客様に競争優位性をご提供しつづけるとともに、昨今の環境問題に対応してまいります。2020年9月末に終了した2020年度において、日本のシーメンスの売上高は約1582億円、社員数はおよそ2,300人です。詳しい情報はhttp://www.siemens.com/jpにてご覧いただけます。
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    コンタクト

    シーメンス株式会社 コミュニケーション 今村