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2020年度第1四半期決算報告

堅調な受注により受注残は過去最高―エネルギー事業に注力

2019年10月1日~12月31日
「2019年度を万事好調に終え、今年度第1四半期は想定通りゆるやかな出だしとなりました。エネルギー事業全体で業績が低迷したことで、当社の優先課題がはっきりと示されています。当社は、通期業績見通しを確認するとともに、予定通り9月にシーメンス エナジーの株式を公開します。これは、将来に向けたシーメンスの位置付けを決定する大きな節目となります。」― ジョー・ケーザー、シーメンスAG社長兼CEO
  •   受注は、モビリティ事業の大型受注の急激な減少により、インダストリービジネスの大半(とくにシーメンスガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE))の増加が相殺されマイナスとなり、堅調であった前年度水準から2%減の248億ユーロとなった。売上は1%増で203億ユーロ。
  •  為替の影響およびポートフォリオ効果を除く比較可能ベースで、受注は4%減、売上は1%減。出荷受注比率は1.22と堅調、受注残は過去最高を更新し1,490億ユーロ。
  •    インダストリービジネスの利益(EBITA)は、主にSGREの損失と短期サイクル事業の市場低迷を受け、14億ユーロに減少。 インダストリービジネスの利益率は、インダストリービジネスの利益率を1.0ポイント引き下げた退職手当費用の2億ユーロにより押し下げられ、7.3%となった。
  •   純利益は、3%減の11億ユーロで、前年同期比でインダストリービジネス以外での大幅に改善した業績を含む。基本1株当たり利益(Basic EPS)は6%増の1.33ユーロ。
2020年度期首より、シーメンスは、修正遡及適用アプローチにより(すなわち、前期の金額については調整されない)IFRS16号「リース」を採用した。詳細は、当社2019年度年次報告書B.6.連結財務諸表注記の注記2を参照。
同じく2020年度期首より、以前はポートフォリオカンパニー、スマートインフラストラクチャー、および全社項目に含まれていた複数の事業をガス&パワーに移管。前期の金額は比較可能ベースで表示している。詳細は、当社2019年度年次報告書の統合経営報告書A.3セグメント情報を参照。
【参考資料】
本資料はシーメンス AG(ドイツ・ミュンヘン)が2020年2月5日(現地時間)に発表したプレスリリースの一部を日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語はドイツ語・英語であり、その内容および解釈については両言語が優先します。原文プレスリリースおよび関連資料は以下の URL よりご覧いただけます(英文)。

コンタクト

シーメンス株式会社 コミュニケーション 今村