- 1847年10月1日ベルリンにて、中庭の作業場として設立
- 1847年以来、現在までに全世界で約400万人の従業員を雇用
- 現在は自動化、電動化、デジタル化、および交通分野におけるグローバル マーケット リーダー
- オラフ・ショルツ ドイツ連邦共和国首相とベルリンで祝賀会
1847年10月12日、シーメンスは、ポインターテレグラフ(電信機)を製造する小さな町工場として操業を開始しました。従業員は10名、場所はベルリンのショーネベルガー通りにある建物の裏手にある中庭です。それから175年、今では全世界で30万人以上の従業員を抱え、年間約620億ユーロを売り上げる世界有数のテクノロジー企業となりました。1847年10月1日、操業開始の11日前に、ヴェルナー・フォン・シーメンスと精密機械工のヨハン・ゲオルク・ハルスケは、当社の正式な設立を完了しています。2022年10月12日、シーメンスは175歳の誕生日を迎え、ベルリンのシーメンスシュタット地区にあるシャルトワーク工場で祝賀イベントを開催します。当日は、オラフ・ショルツ ドイツ連邦共和国首相をはじめ、政界、財界、および学界から多くのゲストが175周年記念イベントに参列します。
- シーメンスと日産自動車、100%電気自動車の新型日産アリアの生産ライン構築で連携
- シーメンスのIoT対応ハードウェア、ソフトウェア、デジタルサービスのポートフォリオ(オープンなデジタルビジネスプラットフォームSiemens Xcelerator ) を活用
- 長年にわたる両社の協力関係に基づく新たな取り組み
このたび、オートメーションと産業用ソフトウェアの分野におけるリーディング・サプライヤーであるシーメンスは、日産自動車株式会社(以下、日産)と連携し栃木工場において、自動車業界における深いノウハウを活用し、オートメーションとデジタル化技術を提供することにより、新型クロスオーバーEV(100%電気自動車)日産アリアを製造する電気自動車生産ラインの立ち上げを支援しました。
力強い勢いの受注と揺るぎない実行力 - 卓越したフリーキャッシュフローシーメンスAGのローランド・ブッシュ代表取締役社長兼CEOは、「好調な需要が続く市場環境の中、当社は大きなビジネスチャンスを獲得しました。受注の勢いの力強さは続いており、2022年度初頭から前年同期比で受注高が20%増加しました。この事実は、当社の事業にアピール力があり、再び成長軌道に乗ったこと、そして、不確実な時代にあっても、当社には、成果を出す適切な製品やサービスと戦略があることを示しています」と述べています。また、シーメンスAGのラルフ・P・トーマス取締役CFOは、「第3四半期には、オープンなデジタル・ビジネス・プラットフォームであるSiemens
Xceleratorを発表し、お客様のデジタル変革を加速させるなど、テクノロジー企業として大きな前進を遂げました。さらに、建設分野の優れたSaaS企業であるBrightly
Software社を買収し、スマートビルディングにおける当社の主導的地位を揺るぎないものとすることができました。
受注が好調に推移したことで、990億ユーロという記録的で高品質かつ高水準の受注残高をもたらしました。フリーキャッシュフローも23億ユーロと前期に続き卓越した実績を達成し、当社の財務の健全性が一層強化されました。さらに、ポートフォリオの最適化を完遂し、自社株買いプログラムを大幅に加速させました」と述べています。
- ワルシャワのシーメンス・ポーランド本社に長期宿泊施設(160名収容可能)を設置
- ウクライナ人難民の第一陣が既に入居
- シーメンス・ケアリングハンズe.V.を強力なパートナーとして、世界危機に挑む
シーメンスは、ワルシャワのポーランド本社敷地内に、ウクライナからの難民を受け入れる施設を開設しました。この対策の実現のために、2022年3月上旬から建物の大部分を改修・改装を行っています。約2,600平方メートルの床面積に、家族向けや子育て向けの部屋から、サニタリー設備まで、さまざまな宿泊施設が設置されています。この宿泊施設は、長期滞在に適した設計になっています。シーメンス・ケアリングハンズe.V.は、主にシーメンスの従業員による寄付をこの改装工事の費用に充てました。7月12日から、シーメンスはこの施設をワルシャワの市当局に無償で提供しており、当局がこのセンターを運営しています。ウクライナ人難民の第一陣がすでに入居しています。