- シーメンスの技術と資本が、80エーカーズ・ファームズ社とそのテクノロジー専業子会社インフィニット・エーカーズ社をサポートし、世界の食糧需要に応えるための事業拡大へ
- シーメンスのハードウェアとソフトウェアのソリューションが、インフィニット・エーカーズ社のLoopプラットフォームを通じて、80エーカーズの農業施設およびオペレーション向けの主要技術を提供
このたびシーメンスは、室内農業のリーダー企業である80エーカーズ・ファームズ社との協業を発表しました。80エーカーズ・ファームズ社は、オハイオ州南西部に5つの生産農場、ケンタッキー州フローレンスに新しい農場、ジョージア州コビントンに将来の農場、そしてアーカンソー州とオランダに研究開発施設を有し、次世代の食品、つまり消費者の食卓により近く環境に優しい屋内農場で栽培された食品を専門に扱っています。
- 自社事業として2019年以降約46%のCO2
削減
- 物理的CO2排出量を2025年までに55%削減、さらに2030年までに90%削減する意欲的な目標
- 2022年度に販売したシーメンスの製品およびソリューションで、顧客からの排出量を約1億5千万トン回避
- 2030年までに自社の脱炭素化のために6億5千万ユーロを投資
- 2022年に自社従業員の研修と継続的な教育のために2億8千万ユーロを投資
シーメンスは、長年にわたりサステナビリティのパイオニアとして存在し、現在はその取り組みをさらに加速させています。このたび、2022年度の環境・社会・ガバナンス(ESG)を網羅したサステナビリティレポートを公表し、自社の脱炭素化についてのより意欲的な新目標および大規模な投資について発表しました。また、2022年に販売した製品およびソリューションによって、顧客排出量を約1億5千万トン回避したと発表しました。これは、温室効果ガス(GHG)プロトコル報告基準に記載された原則に従い、将来的な影響に関する最新の計算方法に基づいて算出されたものです。
- 1847年10月1日ベルリンにて、中庭の作業場として設立
- 1847年以来、現在までに全世界で約400万人の従業員を雇用
- 現在は自動化、電動化、デジタル化、および交通分野におけるグローバル マーケット リーダー
- オラフ・ショルツ ドイツ連邦共和国首相とベルリンで祝賀会
1847年10月12日、シーメンスは、ポインターテレグラフ(電信機)を製造する小さな町工場として操業を開始しました。従業員は10名、場所はベルリンのショーネベルガー通りにある建物の裏手にある中庭です。それから175年、今では全世界で30万人以上の従業員を抱え、年間約620億ユーロを売り上げる世界有数のテクノロジー企業となりました。1847年10月1日、操業開始の11日前に、ヴェルナー・フォン・シーメンスと精密機械工のヨハン・ゲオルク・ハルスケは、当社の正式な設立を完了しています。2022年10月12日、シーメンスは175歳の誕生日を迎え、ベルリンのシーメンスシュタット地区にあるシャルトワーク工場で祝賀イベントを開催します。当日は、オラフ・ショルツ ドイツ連邦共和国首相をはじめ、政界、財界、および学界から多くのゲストが175周年記念イベントに参列します。
- シーメンスと日産自動車、100%電気自動車の新型日産アリアの生産ライン構築で連携
- シーメンスのIoT対応ハードウェア、ソフトウェア、デジタルサービスのポートフォリオ(オープンなデジタルビジネスプラットフォームSiemens Xcelerator ) を活用
- 長年にわたる両社の協力関係に基づく新たな取り組み
このたび、オートメーションと産業用ソフトウェアの分野におけるリーディング・サプライヤーであるシーメンスは、日産自動車株式会社(以下、日産)と連携し栃木工場において、自動車業界における深いノウハウを活用し、オートメーションとデジタル化技術を提供することにより、新型クロスオーバーEV(100%電気自動車)日産アリアを製造する電気自動車生産ラインの立ち上げを支援しました。
力強い勢いの受注と揺るぎない実行力 - 卓越したフリーキャッシュフローシーメンスAGのローランド・ブッシュ代表取締役社長兼CEOは、「好調な需要が続く市場環境の中、当社は大きなビジネスチャンスを獲得しました。受注の勢いの力強さは続いており、2022年度初頭から前年同期比で受注高が20%増加しました。この事実は、当社の事業にアピール力があり、再び成長軌道に乗ったこと、そして、不確実な時代にあっても、当社には、成果を出す適切な製品やサービスと戦略があることを示しています」と述べています。また、シーメンスAGのラルフ・P・トーマス取締役CFOは、「第3四半期には、オープンなデジタル・ビジネス・プラットフォームであるSiemens
Xceleratorを発表し、お客様のデジタル変革を加速させるなど、テクノロジー企業として大きな前進を遂げました。さらに、建設分野の優れたSaaS企業であるBrightly
Software社を買収し、スマートビルディングにおける当社の主導的地位を揺るぎないものとすることができました。
受注が好調に推移したことで、990億ユーロという記録的で高品質かつ高水準の受注残高をもたらしました。フリーキャッシュフローも23億ユーロと前期に続き卓越した実績を達成し、当社の財務の健全性が一層強化されました。さらに、ポートフォリオの最適化を完遂し、自社株買いプログラムを大幅に加速させました」と述べています。